職員紹介
目次
森田正哉(理事長・病院長)常勤
私は東京大学医学部附属病院での臨床研修、東京武蔵野病院急性期病棟での勤務を経て、様々な現場で臨床経験を積みました。現在では、うつで仕事を休職した方を対象にしたリカバリーセンターや、高校へ伺って学生や教員と直接相談するなどの活動も行っています。
これまで、こころの不調に対して「困っていることを、何とかする」ことを目指し、多くの方々の治療に携わりました。こころの不調を改善するには、どの疾患であっても薬物療法だけではなく、精神療法と、本人自らが生活の中で行動していくことの3点が重要であると考えています。特に当院の基盤にある森田療法のエッセンスを用いて「より良く生きる」ことができるよう、お力添えさせていただければ幸いです。うつ病、双極性障害、統合失調症、認知症、適応障害、全般性不安症、社交不安症、パニック症、強迫症、身体表現性障害、過敏性腸症候群など、精神科・心療内科領域のほぼ全ての治療にあたっていますので、お困りの際にはお気軽にお問合せ下さい。
略歴
平成14年 | 静岡県立韮山高等学校 卒業 |
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平成22年 | 聖マリアンナ医科大学医学部医学科 卒業 |
平成22年 | 東京大学医学部附属病院 初期臨床研修医 |
平成24年 | 東京大学医学部附属病院 精神神経科 後期臨床研修医 |
平成25年 | 一般財団法人精神医学研究所附属 東京武蔵野病院 常勤医師 |
平成27年 | 東京大学医学部附属病院 精神神経科 特任臨床医 |
平成28年 | 東京大学大学院医学系研究科 脳神経医学専攻 精神医学分野 |
内山彰(医師)常勤
森田療法は1920年頃森田正馬が創始した我が国独自の神経症に対する治療法です。当院は昭和34年に森田正馬の養子の森田秀俊が創設した単科の精神科病院ですが、森田正馬の晩年付き従っていた看護師の田原あやが創立50年以上森田患者の指導にあたってきました。その伝統を受け継ぎ、脈々と入院森田療法は継続しています。最近は神経症のみならず、うつ病など他の疾患にも適応は拡大しています。森田療法は、生活や行動を立て直す実践的な精神療法としては貴重な存在と思います。
私は入職以来一貫して入院森田療法に携わってきており、延べ200人以上の森田療法患者の主治医を務めてきました。他に一般精神科業務として、入院と外来を務めています。入院では主に統合失調症を診ており常時40~50人ほど担当しています。外来では主にうつ病、統合失調症を診ており毎月200人程度担当しています。患者さんの話をできるだけじっくり丁寧に聞くというのが私のモットーです。
略歴
昭和32年 | 千葉県出身 |
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昭和63年 | 浜松医科大学 卒業 |
昭和63年 | 浜松医科大学精神神経科 入局 |
平成4年 | 浜松医科大学精神神経科 助手 |
平成6年 | 三島森田病院 常勤 |